
昨日は大阪で一番高い山、金剛山に
登りませんかとお誘いを頂きましたので
行ってきました。
京阪、JR、近鉄を乗り継いで2時間の
電車旅です。
電車移動は地域の移り変わりが
感じられて良いものですね。

山頂までは沢を登るルートがあり
地下足袋を履いて挑みました。
水しぶきが心地よいです。

登山中、標高が700メートルあたりから
チラホラとブナを見かけました。
そして山頂にはブナ林があります。
標高は1100メートルほどですので
その辺りが生育に適した環境だったのだと
思います。

樹皮には苔類が付着することが多いです。
これは樹皮が剥がれ落ちない性質が
ブナにはあるのと、雨粒を集めやすい
枝の形になっているそうです。
集めた雨粒は幹を伝って地面に染み渡り
豊かな水源となります。

樹木は自身が生き抜くために進化して
今があるのだなぁと、ぐるぐる考えながら
帰路につきました。
大阪の最高峰、金剛山は
とても良い山でした。