里山の雰囲気

 里山の雰囲気になれば良いなぁと思いながら描かせて頂きました。

スケッチの真ん中に見える畳半分ぐらいのスペースに

ツワブキ(艶蕗)やフッキソウ(富貴草)などを植えるご提案です。

 

 お庭には大きく二つの使われ方があると思います。

ひとつは、芝生の真ん中で寝っ転がったり、テーブルと椅子を置いて食事をしたりと

積極的に部屋として使われる庭。

もう一つは、景色や季節を感じたり、鳥や昆虫などに場所やごはんを提供する庭。

どちらの庭も自然を感じることで、生活を豊かにしてくれると思います。

植栽のお仕事

今日は八幡市にて

生垣の仕上げに行って来ました。

完成した生垣は、

トキワマンサクのやわらかい雰囲気と

金木犀のカシっとした男らしさがある

良い生垣になりました。

お話を頂いてから、樹種選定を

私たち二人でアーダコーダ悩みぬいた結果

5択まで絞り、最後はお客様に選んで頂きました。

もともと植えてあった赤い枝垂れ梅が、お庭の真ん中にありましたので

トキワマンサクを青葉白花(赤い梅が咲いてからトキワマンサクの白い花。)

金木犀は秋に咲く。

ナイスチョイスだと思いました。

トキワマンサクの後に咲いてくれるお花は

ただいま考え中です(^_^)

竹垣も好きですが、季節によって表情を変える

生垣も良いですねぇ。

今後は定期的に刈り込みや追肥など

必要な作業をさせて頂きながら

理想の生垣を目指したいです。

トキワマンサクの生垣

10年に一度の寒波だそうです。

明日の生垣植栽に向けて、滋賀県に樹木を仕入れに

行って来ました。

琵琶湖の湖畔は、北海道を思い出させてくれる

雪原が広がっていました。

明日はトキワマンサクと金木犀の生垣をお作りさせて頂きます。

スケッチの雰囲気になる予定です。

実生

実生(みしょう)とは、草木が種から芽をだして生長したものをいいます。

お庭には、様々な形で種が運ばれます。

それらを掘り起こして、うまく配置すれば

管理のしやすい、気持ちの良いお庭になると思います。

今回は、タマリュウをフェンス側に配置して

お隣への落ち葉などの落下を抑えています。

次は少し背の高いツワブキを選びました。

横にはやや背の高くなるセンリョウを植え付けています。

そしてマンリョウで、一段低く作りました。

いずれも、もともと実生で育ったものを

使わせて頂きました。

今後は、空いた部分に雑草などの種が飛来しますので

適時抜き取り、植えたこれらの植物が大きくなるように

お手入れすると、負担の少ないお庭になると思います。