梅のボールペン

本日は梅のボールペンをお作りさせて頂きました。

今回の樹木は庭木として育った梅ではなく

鉢植えの背丈1メートルほどの小さな梅でした。

一番太い部分でも直径4センチほどです。

一カ所だけ取れそうな箇所がありましたのでお作りさせて頂きました。

ここから徐々に細く削っていきます。

少しの加減で、破損しますので

注意して作業しました。

みつろうで仕上げます。

ここまでくれば、すこし安心です。

最後にペン機構部分を組み上げます。

割れないように何度も確かめながら作業しました。

イチイのボールペン

お母さんが引っ越しのお祝いにと、送られたイチイの木です。

数十年間、お庭でご家族の歴史と共に過ごした樹木です。

そんなイチイですが、いろいろな事情で切ることになりました。

なにか形にして残したい。

私たちにできることを、二人で考えました。

使えそうな部分をうまく選び、筆記用具として

生まれ変わってもらおうと思いました。

木のボールペンを作る機械で、慎重に作業します。

少し幹が痛んでいましたので、使えそうな部分を狙って削ります。

天然素材のみを原材料にしたみつろうクリームで仕上げます。

枝の跡が残る素敵なボールペンになりました。

今後は、筆記用具として第二の人生(樹生かな)を送ってほしいです。