下川町

北海道の下川町に来ております。

もみじの剪定をさせて頂きました。

北海道の庭木は全体的にゆったりした環境で育っていますので

剪定していても、おおらかな気持ちになりますねぇ。

その後はそばの畑を見学させて頂きました。

昔は手作業での収穫だったのが、今ではコンバインという大型機械で

一気に作業するんだよとのことで、楽しいお話をたくさん聞かせて頂きました。

帰り道のひまわり畑です。

種の配列がフィボナッチ数列という法則によって

並んでいます。

この法則によって限られたスペースに最大の種子を

配列することができます。

フィボナッチ数列はひまわり以外にも

葉の並び方や花のつき方など、色々なところで

確認できます。

レモンの果実

今年の3月に植栽させて頂きましたレモンです。

様子を見せて頂いたところ、ピンポン玉ぐらいの果実が実っていました。

果樹には果実一つに対して適した葉の枚数が大まかに決まっています。

葉と果実の比率と書いて「葉果比」と言います。

ちなみにレモンの葉果比はレモン一個に対して葉っぱ25枚ほどです。

葉に対してたくさん結実している場合は、選別して摘果すると

充実した果実が実りやすいです。

ウメノキゴケ

本日はマキの剪定に行ってきました。

幹には苔が付着していましたので、手作業で取り除きました。

ウメノキゴケという名前の地衣類です。

地衣類は菌類の仲間で、藻類と共生して

地衣体という特別な構造を作ります。

地衣体を構成する菌類は、藻類が作る光合成生産物を

栄養として利用するとともに、藻類を乾燥や紫外線から守っています。

マキの木への直接的な害はありませんが、樹皮を覆い隠してしまうため

光合成を阻害する可能性も考えられます。

手やヘラのようなもので簡単に取り除けますので

取り除く方が良いように思います。

空冷服

暑い日が続きます。

あやは空冷服を装着して作業しております。

皆様、無理をなさらずにお過ごしください。

写真はイヌマキの木です。

イヌマキの木は雌雄異株と言いまして

雄の木と雌の木がございます。

こちらの個体は実がなっていますので雌の木です。

ちなみに高野槙は雌雄同株です。

さつきの剪定

本日はさつきの剪定に行ってきました。

今日は少し暑さが和らいだ感じでした。

無理しないように、こまめな水分補給を心がけます。

サルスベリも剪定させて頂きました。

丸で囲った部分が一つの花です。

この花がソフトクリームのような形をして

開花します。

このような花のつき方を円錐状花序(えんすいじょうかじょ)と言います。

よく見るとおもしろいので、ぜひ観察してみてください。

クリーピングタイム

本日も暑い1日でした。

あやは、保冷剤がベストになったタイプの服をきて

庭仕事をさせて頂いています。

そして今日はグランドカバーとしてタイムの植栽に行ってきました。

雑草は土のあるところに必ずと言っていいほど生えてきます。

雑草のタネが発芽しても育ちにくいように、あらかじめ植物で土を覆ってしまうのも

雑草対策の一つの方法です。

グランドカバーとして使える植物はタイムの他にもたくさんあります。

地を這うタイプやこんもり育つタイプなど

お好みで育てながら、植えるお庭の環境にあった植物を探してみて欲しいです。