今日は滋賀県でカシの透かし剪定

本日は滋賀県にてカシの透かし剪定に行って来ました。

カシの剪定も透かし剪定が好きですねぇ。

風で枝が揺れる樹形を意識して剪定しました。

剪定は森の中の自然樹形とは程遠いですが

暮らしに一番近い自然がお庭の中だと

思います。

樹形をできるだけ保ちつつ、樹木の本来の形も

大切にしたいと いつも思っています。

梅の木の剪定

本日は道に出過ぎた梅の木の強めの剪定に行って来ました。

梅の木の剪定で気を付けたい点は、基本的には外側に向かってついている芽の

すぐ上で切るようにすると良いです。

内側についている芽の上で切ると、枝は内輪に伸びようとして

樹形が幹に向かって込み合った状態となるためです。

ご自宅に梅の木がある方は、ご自分で剪定されるといいのかなと

思います。

梅は切られることによく耐えてくれて、樹形を作りやすい樹種です。

モッコクの透かし剪定

本日はモッコクの透かし剪定に行って来ました。

モッコクは小枝を茂らす性質があり、風通しが悪くなりやすい樹木です。

手入れをしないでいると、モッコクハマキという名前の害虫が付きやすいです。

今日は、風が樹木内部まで入るようにと心がけての作業でした。

太陽の光も差し込んで、健康な状態になりました。

松の剪定

本日は松の剪定をさせて頂きました。

松は日本人にとって特別な木なのだなぁと

毎日、京都のお庭な中にいると感じます。

お庭の通りから良く見える場所に

こう、ぐっと手を広げたような

かっこよく、しっかりと形になっていて。

出会うたびに、施主様の思いのようなものを

想像します。

仕事の帰りにトラックで河川敷などを走っていると

思うがままに育っている黒松や赤松につい

目が行くのですが、彼らとはまた違った良さが

お庭の松にはあると思います。

日々、剪定作業で植物の成長を抑えているとも感じながら

なるべく自然な立ち姿で、そして心が凛とするような

そんな形を目指しています。

北海道から京都に来て

まず初めに感動したのが、竹藪でした。

私がいた北海道の美瑛町にはない風景でした。

京都に来たのだなぁと

しみじみしたのを覚えています。

晴庭雨読

今日は朝から雨模様。

そんな日も、庭木にとって大切な一日です。

酸素をたくさん含んだ雨水が

根の呼吸を助けて、健康な状態を保ちます。

私たち造園屋さんにとっても、

本を読んだり、道具のお手入れをしたり

雨の音を聞きながらの室内作業も良いものです。

晴れの日はお庭の中にいて

雨の日は本を読む。

晴庭雨読なのですねぇ。

エノコログサ

今日は滋賀県に生垣の剪定に行ってきました。

いつもより早く支度をして、琵琶湖を目指しました。

途中、コンビニでトラックを止めて、ふと足元を見ると

エノコログサが光っていました。

庭に生えるとあっという間に広がってしまうのですが

それでも道端に生えていると、ふわふわのフォルムに

癒されます。

雑草と呼ばれている植物も、うまくお庭で庭木と共存できると

いいなぁと考えながら現場に向かいました。