里山の雰囲気

 里山の雰囲気になれば良いなぁと思いながら描かせて頂きました。

スケッチの真ん中に見える畳半分ぐらいのスペースに

ツワブキ(艶蕗)やフッキソウ(富貴草)などを植えるご提案です。

 

 お庭には大きく二つの使われ方があると思います。

ひとつは、芝生の真ん中で寝っ転がったり、テーブルと椅子を置いて食事をしたりと

積極的に部屋として使われる庭。

もう一つは、景色や季節を感じたり、鳥や昆虫などに場所やごはんを提供する庭。

どちらの庭も自然を感じることで、生活を豊かにしてくれると思います。

梅のボールペン

本日は梅のボールペンをお作りさせて頂きました。

今回の樹木は庭木として育った梅ではなく

鉢植えの背丈1メートルほどの小さな梅でした。

一番太い部分でも直径4センチほどです。

一カ所だけ取れそうな箇所がありましたのでお作りさせて頂きました。

ここから徐々に細く削っていきます。

少しの加減で、破損しますので

注意して作業しました。

みつろうで仕上げます。

ここまでくれば、すこし安心です。

最後にペン機構部分を組み上げます。

割れないように何度も確かめながら作業しました。

イチイのボールペン

お母さんが引っ越しのお祝いにと、送られたイチイの木です。

数十年間、お庭でご家族の歴史と共に過ごした樹木です。

そんなイチイですが、いろいろな事情で切ることになりました。

なにか形にして残したい。

私たちにできることを、二人で考えました。

使えそうな部分をうまく選び、筆記用具として

生まれ変わってもらおうと思いました。

木のボールペンを作る機械で、慎重に作業します。

少し幹が痛んでいましたので、使えそうな部分を狙って削ります。

天然素材のみを原材料にしたみつろうクリームで仕上げます。

枝の跡が残る素敵なボールペンになりました。

今後は、筆記用具として第二の人生(樹生かな)を送ってほしいです。

植栽のお仕事

今日は八幡市にて

生垣の仕上げに行って来ました。

完成した生垣は、

トキワマンサクのやわらかい雰囲気と

金木犀のカシっとした男らしさがある

良い生垣になりました。

お話を頂いてから、樹種選定を

私たち二人でアーダコーダ悩みぬいた結果

5択まで絞り、最後はお客様に選んで頂きました。

もともと植えてあった赤い枝垂れ梅が、お庭の真ん中にありましたので

トキワマンサクを青葉白花(赤い梅が咲いてからトキワマンサクの白い花。)

金木犀は秋に咲く。

ナイスチョイスだと思いました。

トキワマンサクの後に咲いてくれるお花は

ただいま考え中です(^_^)

竹垣も好きですが、季節によって表情を変える

生垣も良いですねぇ。

今後は定期的に刈り込みや追肥など

必要な作業をさせて頂きながら

理想の生垣を目指したいです。

トキワマンサクの生垣

10年に一度の寒波だそうです。

明日の生垣植栽に向けて、滋賀県に樹木を仕入れに

行って来ました。

琵琶湖の湖畔は、北海道を思い出させてくれる

雪原が広がっていました。

明日はトキワマンサクと金木犀の生垣をお作りさせて頂きます。

スケッチの雰囲気になる予定です。