
クビアカツヤカミキリという名前の昆虫が
京都でも確認され1年が経ちました。
初めて日本で確認されたのが2012年、愛知県でした。
このクビアカツヤカミキリはサクラやモモなど
のバラ科の樹木に寄生し幼虫が樹の内部を食べて
枯らしてしまう外来種です。
中国や台湾から侵入したと考えられています。
発見方法は2つです。
6月から8月ごろは成虫が樹木の周りを
ウロウロしていますので
見つけ次第補殺します。
6月から8月以外は幼虫が樹の中にいます。
幼虫は樹を食べたあと、カリントウを小さくしたような
木屑(フラス)を出しますので注意深く観察してみてください。
フラスを見つけますと樹の上部を辿ってみてください。
穴があると思います。
見つけることができましたら
樹の中に入った幼虫に園芸用キンチョールE
を穴に向けて注入します。
ホームセンターで販売していると思います。
ちなみに9月のクビアカツヤカミキリは、成虫の活動が終わる頃です。
幼虫が出すフラスを中心に観察するのが効率的だと思います。
京都市のサイト https://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000329989.html
フラスの写真がありますので分かりやすいかと思います。
成虫の写真も載っていますので昆虫が苦手な方は、注意してください。
普段から樹の根元を観察して頂いて早期発見が出来れば
被害の拡大を防ぐことが出来ると思います。
フラスの写真などございましたら、判別もできますので
お気軽にお問い合わせよりご連絡くださいませ ^ ^
ご一緒に樹木を守れたら嬉しいです。